これだけで集団討論は余裕!公務員試験集団討論対策 (2)

「社会人基礎力」を理解したところで、じゃあ一般企業の会社員と公務員の資質は同じか、ということになります。実は一般企業にはなくて、公務員の業務に必要な基本事項があります。公務員志願者には、ぜひ覚えておいてほしいこと。それは「社会的合意の形成」です。この言葉は、近年になって使用され始めましたから、受験生にとって馴染みがないかもしれません。

しかし、これが「集団討議試験の意味」を1番表しているように思います。

スポンサーリンク

「社会的合意」とは

日本は民主主義国家です。「そんなこと言わなくても解っている」とお思いでしょう。しかし意外にわかってないのです。民主主義とはいいながら「誰かにお任せ」ではないでしょうか。そしてブツブツ言いながらも「決まったものはしょうがない」と従う。みんなが意見を言い合って、みんなで決める。これが本来の民主主義です。大きな国家的プロジェクトならまだしも、県や市町村レベルの施策は住民の生活に直結します。「聞いてないよ、そんなこと」では、すまないのです。

そこで、みんなが意見を言い合ったうえで施策を決定する「社会的合意」が、クローズアップされてきました。市民団体やNPOなど、公務と連携する活動が増えてきたことも要因でしょう。これからは「市や県の決めた事だから」は、通用しません。

「合意形成」の過程こそ大切

自治体も、住民に対して公聴会を開くなど、合意の形成のために様々な活動をしています。多様な市民の声を聴くとき、傾聴力、柔軟性、情況把握力は欠かせません。これらが、これからの公務員に必須の資質なのです。さらに規律性、ストレスコントロール力は、公務に従事する人には、なくては務まらない素養です。

まとめ

これで、集団討議のチェック項目と、その重要性がわかっていただけたと思います。では、どうすればそうした資質を試験官にアピールできるのか、次は具体例を挙げて考えてみましょう。