これだけで小論文は余裕!公務員試験小論文対策 (4)

「論作文は暗記ものではないし出たとこ勝負しかない」と思っていたら大間違いです。論文には型があります。それを踏まえて思考の展開を文章にすれば、相手に読みやすいものになります。基本を知り、それを本番で駆使できるように鍛えておけば、論作文は怖くありません。

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設計図を知る

当初に述べたように、抽象的なテーマが出題されることもあります。ここでは、とくに社会的テーマを問われる論文の場合で、設計図を押えましょう。といっても、みな同じであることが、おいおい解かってくると思います。

論文の設計図は、おおむね4セクションに分けると書きやすいです。

テーマ定義をする

与えられたテーマが、何を意味するか、はっきり規定します。公務員試験の論文テーマは、ほとんど国家行政で「これはこういう意味です」と、定義されています。例えば現在よく見られる「貧困」という言葉も、厚生労働省によって年収112万円以下、とされています。

なんとなく自分の思い付きで論展開するのではなく、社会の共通認識をベースに考えています、と言うことを示すものです。ただ、これがあやふやな場合、飛ばしましょう。とくに抽象的なテーマは、定義がまちまちなので、ここで立ち止まらないことです。

現状認識・問題点提起をする

セクション2には、テーマに対しての現状を押えます。この際に、県の公務員であれば県レベル、市町村であれば、その市町村の実情を提示します。県の公務員試験なのに「我が国は」などと言われても、採点者は唖然とします。

そして、その実情の「何が問題か」つまり、改善点を示してください。このとき、目先のことにとらわれずに、10年、20年先を考えてください。というのも、「いま」のことは、採点者がいちばん解かっていますから、それより先を示すと「そうかも」と思ってくれます。つまり先のことは、だれも解らないので、バツと言えないのです。

公務員になってからのビジョン

セクション3は、解決方法、つまりあなたが公務員になって「やりたいこと」、「やるべき」と思っていることです。このとき、セクション2としっかり対応するようにしてください。提示した問題とやりたいことがバラバラでは、大きな減点です。

文字数調整とまとめ

セクション4は、時間や文字数の調整に使います。つまり1,2,3がしっかりしていれば、無くてもかまいません。ただ、文字数が足りないときなどはしっかり展開しましょう。それは、未来展望です。公務員になることは、すべての市民にいい人生を送ってもらうこと。そのための論考なのだということを、忘れずに「まとめ」にしましょう。

逆算する

上記の設計図を念頭に置くと、4~5段落の型が決まります。次には、「どこから取り掛かるか」を決めます。2までは順調に行っても、独自の打開策が提案できなければ減点されます。

ということは、「自分が考えられる打開策」セクション3があるかどうかで「その前」が決まるのです。逆算してください。冒頭から書いては消し、書いては消し、は愚の骨頂。終わりが見えてから書きだしましょう。そのための設計図です。

時間配分を知る

自分が1200文字、答案用紙に書くのにどれだけの時間がかかるのか、物理的なことをまず知ることです。1字1句、相手に読みやすく丁寧に書くのは、案外時間がかかります。誤字脱字、展開の齟齬、そうした減点個所にあとで気づいても、直しは効きません。ワードではないので、消しゴムで消してまた書き直して、は、限られた時間では不可能です。一文ずつ見直して書くことの時間と、テーマ考察の時間は、人それぞれ。あなただけの時間配分を押えましょう。

まとめ

以上のことがスキルとして身につけば、慌てず、焦らず、あきらめることなく、小論文に取り組めます。抽象的な問題でも、この型を崩さないようにしましょう。「私の夢」という個人的なテーマでも、公務員を目指す以上は、上記のセクションを活かして社会的視点で展開してください。

結構小論文対策長くなってきましたね…

ファイト!